開店・開業ノウハウ Opening know-how

初めて手がけたインド料理店、調度品を買い付けに

インド料理の店を、数件手掛けました。
大阪に初めての1店舗目の店、上本町の方で 今の屋号が 『インドタイガー』というお店で、 そのお店をつくった後に、そのオーナーから 「インドに調度品を買い付けに行ってください」と 言われインドへ行きました。

買い付けは政府経営の店で

インドへ飛行機で香港経由で約10時間。
1週間宿泊しました。買物の場所はインド政府の店で、ここで買うのが確かです。ブラックマーケットや街の市場に足を運べば、安い品物はたくさん有りますが、ほとんどの品物が偽物です。
例えばパニー（水）を買おうとミネラルウォーターを手に持つ男の子から買うと偽物のミネラルウォーターだったりします。アジアでは珍しくない事です。

買い付けから荷ほどきまでの数々の仕事

政府の店で額や壺、皿や置物関係を買い付け、船で日本まで運んでもらいます。その間もかなり時間がかかります。
日本に着いてもその商品を手にとるまでは日本の税関で品物の検査があります。それを経て税金を払い、数あればトラックで運びます。そしてお店に着くとかなり頑丈な梱包を開ける作業です。

努力をすればするほど愛着が…

そういった苦労は食事をしにやって来るお客様の目を楽しませたり、買い付けのエピソードを味わったりと、インド料理を食べながらインドの雰囲気を感じて貰う事が目的です。
店を１軒オープンをするのに大変な努力をすればするほど店に愛着が湧き、お客様に好かれようとする店が出来上がります。