開店・開業ノウハウ Opening know-how
失敗しないための開店・開業スケジュール
失敗しないための開店・開業スケジュール
開店・開業までにやるべき5つの作業
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- STEP 01店舗の設計・施工計画
まずは店舗の設計から内外装、家具、厨房設備、空調設備や電気・ガス、水道などの設計を 専門の業者に相談し、依頼をかけましょう。
業者から提出されたプランを検討し、内容が決まれば施工計画を立て、工事スタートです。工事をスタートするにあたり、全てを業者任せにするのではなく、店舗設計家や施工業者と密に相談・確認しながら進めていくのがポイントです。
工事が一通り完了後、隅々までチェックを行い問題箇所があれば再工事の依頼をかけましょう。
チェック後問題がなければ、工事完了です。 -
- STEP 02食器・備品計画
調理器具や食器、電気製品、レジ、電話設備、装飾品や事務用品など、業務に必要なものを予めリストアップしておきましょう。
お店の規模や予算に合わせて、どのようなものが最適か事前に検討しておく必要があります。予算に余裕がある方は店舗コンサルタントに相談するのもひとつの手です。 -
- STEP 03メニュー計画
開店・開業するにあたり、どんな商品を出すか総合的なメニュープランを検討しましょう。
飲食店なら食材、小売店なら商材などを決定します。
食材や商材が決まれば、仕入先の業者を探し、納品時の段取りや仕入れ値の交渉なども進めておきましょう。 -
- STEP 04スタッフ計画
店舗オープンに向けて調理スタッフや接客スタッフなど必要な人材募集を行いましょう。
採用者が決まったとしても、開店するまでに業務の指導も勿論必要です。
オープン後スムーズに運営を進めるには、事前の練習や指導が非常に重要です。
予め業務のマニュアルを作ってみるのもひとつの手です。 -
- STEP 05プロモーション計画
オープン後何もせずに待っているだけじゃいつまでたっても集客は期待できません。
チラシやパンフレット、ホームページやショップカードなどお店の存在を周知させるためのプロモーションや販促ツールが必須です。オープンしてからの発注では遅すぎますので、オープンするまでに制作会社などに手配をかけておきましょう。
上記のように開店・開業までには、大きくわけてもこれだけの作業が発生します。
このほかにも開業届けや電話番号を取得したり、やることは山積みです。
大事なことは優先順位をたて、ひとつひとつ確実に進めていくことです。
オープン予定日に人材が集まらなかった、備品が揃わなかったなど無いように開店までにやるべき作業を全て洗い出し、把握した上で細かいスケジュールを立てることが重要です。
開店・開業前チェックリスト
設備
- 再工事チェックは済ませましたか?
- 全設備のスイッチをオンにしてブレーカー容量のチェックを行いましたか?
- コンセントが使用できるかチェックは済ませましたか?
- 厨房設備が正常に動作するかチェックしましたか?
- 空調設備、冷暖房設備が正常に動作するかチェックしましたか?
- 照明が正常に点灯するかチェックしましたか?
- レジの動作確認は行いましたか?
- 音響、映像設備、電話、その他電気製品は正常に動作しているか確認しましたか?
準備
- 広告宣伝などの手配はできていますか?
- メニュー商品のチェックは済ませましたか?
- 諸手続きの漏れ・不備は確認しましたか?
- 卓番を決めて必要な箇所に落とし込んでますか?
- 開業レセプションの準備はできていますか?
- 招待状などの発送は済ませましたか?
備品
- 各種帳票は準備しましたか?
- サンプルなどの陳列、プライスカードはチェックしましたか?
- 必要な備品はすべて納入しましたか?
- おしぼりなどの納品は済んでいますか?
- ユニフォームなどの発注・試着は試しましたか?
- 装飾品や観葉植物などの手配はしましたか?
- 必要な事務用品は準備しましたか?
スタッフ
- スタッフ、関係者の連絡先一覧表は作成しましたか?
- リハーサル(オープン用トレーニング)はスケジュールどおり進んでいますか?
- 開業勤務シフトは組み立てましたか?
事前
- 客席にくまなく座ってチェックしましたか?
- 開店日の食材、消耗品など揃っていますか?
- つり銭の準備はできていますか?
- 伝票にナンバリングしましたか?
- 店内およびトイレを清掃しましたか?
- 開業前全体ミーティングなどのスケジュールは決定していますか?